ティケティケにはみなさんが自由に借りれる小さな図書館があります。
今日はその図書館の本の紹介です。
小林正観さんの本「淡々と生きる」
著書の中に般若心経について書かれてあって
その内容がヨーガの教えみたいだなあって。
「五蘊皆空」
人間の感覚レベルのこと
何か形あるものをみて何かを感じて受け止めた
その想いの結果何か行動を起こしどういう結果になったかという認識を持った
いわゆる心の成り立ちのことです
そしてその現象はすべて「空」である
現象そのものは確かに存在していてもあらゆる現象には色はついていない
自分自身の「思い」という物差しで勝手に色を付けているだけだ
色がついてないことが「空」なのだ
「度一切苦厄」
その「五蘊皆空」がそういうものだとわかってしまえば人間の悩み苦しみは瞬時に解決できる
という意味だそうです
「淡々と生きる」
自分が死んだ方がいいという状況に置かれたときにほんとうに勇気のある生き方というのは
いつ死んでもいいと思うことではなく、平然と、へっちゃらけで生きることである
人の悩み苦しみは感覚レベルで起こったことの結果が思い通りにならないことから生まれる。
その「思い通りにならない」ということを認識する(客観的に観る)。
その練習がヨーガで
「思い通りにならない」ことを受け入れられるようになると
すべてのことに感謝というものができて
今この瞬間がすべての歓びに満ちていているということに
気づくんじゃないのかなーと思うのです。
よろしければティケの図書館、どしどしご活用くださいませませ。